トップページ > 帰国 > 宅配便 > 別送品の手順 2 (機内・日本の空港)
「別送品を送る手順(オーストラリア)」でオーストラリアで別送品は送り終えました。しかし、これで終わりではありません。帰国する飛行機内と日本の空港で手続きがあります。
これを忘れてしまいますと、せっかく別送品で送った荷物が、一般貿易貨物と同じ扱いになり、輸入手続と関税が発生してしまいますので、注意してください。
私が利用しました宅配業者「FAST LINK CUBE PTY」が扱っている「CUBE IT」(キューブ)を、例にとって説明します。
1.「携帯品・別送品申告書」を受け取る
オーストラリアの空港を出発して日本の空港に到着する前に、飛行機内で「携帯品・別送品申告書」が配られますので、2枚受け取ってください。
通常は1枚しか配られませんので、別送品を送ることを伝えると2枚もらえます。「2枚ください」というだけで、ほとんどの場合がもらえます。
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2.「携帯品・別送品申告書」の記入
2枚とも同じ内容を記入してください。
※飛行機内で受け取ることができなくても、日本の空港の税関検査場にあります。
1.税関職員に「携帯品・別送品申告書」を2枚とも渡す
日本の空港に到着しますと、「入国検査 → 手荷物の受け取り → 手荷物検査」があります。その手荷物検査の場所に税関職員がいますので、「別送品を送りましたので、お願いします」と伝えて、「携帯品・別送品申告書」を2枚渡してください。
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2.「携帯品・別送品申告書」を1枚受け取る
2枚渡しました「携帯品・別送品申告書」のうち、1枚は税関職員が控えとして受け取り、もう1枚にスタンプを押して返却してくれます。
このとき、ごく稀に税関職員がスタンプを押し忘れることがありますので、ちゃんとスタンプを確認してください。
※一度、税関を通過して到着ロビーを出てしまいますと、別送品の申告ができなくなります。忘れてしまいますと、一般貿易貨物と同じ扱いになり、輸入手続と関税が発生してしまいますので、注意してください。
空港で気付かずに自宅に帰ってきしまった場合
このホームページで、別送品について説明している私ですが、実は日本の空港での手続きを忘れてしまいました。
空港でも気付かず、自宅に戻ってから、「別送品の手続きを忘れた!」と気付き、あわてて別送品を送ってもらった「CUBE IT」の日本支店に電話をしましたら、「宅配の手続きをしますが、関税が発生しますので、ご了承ください」とのこと。
いくら関税がかかるかドキドキして荷物を待っていましたが、関税はゼロでした。これはどうやら、荷物の中身と運次第のようですが、とにかくホッとしました。
みなさんも気をつけてくださいね。
空港で気付いた場合
税関を通過して、到着ロビーを出てから気付いた場合は、すぐに空港職員に相談してください。何となる場合があるそうです。