オーストラリアのシドニーでワーキングホリデーや語学留学をする人のために、生活で役立つ情報を提供します
バスの乗り方 - シドニーのバス
シドニーのバス
シドニーのバスは日本のバスとよく似ていますが、違う部分もあります。ここでは、バスの乗り方をお伝えします。
シドニーのバスと日本のバスの違う点
シドニーのバスと日本のバスが最も違う点は、バスを降りるときの案内がほとんどの路線でありません。自分の家、語学学校、職場の周辺をきっちりと頭に入れて、降りたい場所の少し手前でボタンを押す必要があります。
最初のうちは手前で降りすぎたり、乗り越したりすることもありますので、語学学校や職場へ向かうときは少し早めに家を出るようにしましょう。
時間に遅れることはよくあります。遅れるのであれば、待っていればいいのですが、バスが早く来た場合は待ってくれませんので、バス停に早めに行く必要があります。
バスが満員だと通り過ぎてしまいます。朝、満員のバスが通り過ぎるのを見ると、バス停で待っている人からブーイングが起こります。
路線にもよりますが、冬はバス車内がとても寒いことがあります。現地の人は日本人より寒さを感じないからでしょうか。
個人的にはバスよりも電車のほうが時間に正確なので、電車の駅が近くにあるシェアハウスしているのですが、長い間、職場にはバスで通っていました。
シドニーのバス
Bondi Beach（ボンダイ・ビーチ）近辺
バスの乗り方
1．バス停に行く
・時間に遅れてくることは珍しくありません。
・時間よりも早く来ることもありますので、早めにバス停へ行ってください。
・私は5分前にバス停に行ったのにバスが先に行っていたことがあります。
・満員だと通り過ぎてしまいます。
バス停
メインのバス停にはポールの下に時刻表があります。
DFSギャラリア（免税店）前
↓
2．バスが来たら手を挙げる
・片手を横に挙げます。
・複数のバスが止まるバス停では手を挙げないと止まらずに通過してしまう場合があります。
・バスを止めようとしたらタクシーが止まったなんて笑い話がありますが、 珍しいことではありません。
・バス停ではみんな並んでいません。バスが到着したらぞろぞろと前のドアに集まってきます。
↓
3．バスに乗る
・前のドアから乗ります。
・降車は前後どちらのドアからもできますので、降りる人がいたら待っていてください。
・前のドアから中に入ると中心にバーがあり左右2手に分かれて乗ります。
・現金で料金を支払う場合は左側、チケットを使う場合は右側から乗ってください。
・車内は喫煙、飲酒、飲食が禁止です。
↓
4．料金を支払う（現金、またはチケット）
・現金の場合は運転手に料金を渡してください。
・料金がわからない場合は運転手に行き先を告げて聞いてください。料金を教えてくれます。
・回数券の場合は下の写真にある機械に向きを確認して上から入れてください。
・回数券を入れると出てきますので、それを取ってください。
・チケットの機械は運転手の横、中に入ってから右にあります。
・チケットの料金につきましては、「チケットと料金」をご覧ください。
バス車内のチケットを入れる場所
↓
5．席に座る
・前の向かい合わせになっている席は優先席です。お年よりや身体の不自由に譲りましょう。
・慣れないうちは前方がよく見える左の優先席後ろがおすすめです。
・飲食は禁止です（お菓子を食べたり、水を飲んだりするのは容認されます）
バス車内
↓
6．バスを降りる
・ほとんどのバスはバス停に関しての案内はありませんので、自分で判断しなければいけません。
・最初は戸惑うこと必死です。
・慣れるまでは目的のバス停の前後で降りてしまいますが、慣れれば雰囲気でわかるようになります。
・語学学校や職場、自宅付近の景色、必要時間を覚えておいてください。
・目的地に近づいたら、下の写真のボタンを押します。
・ボタンは日本に比べると少ないので、席によっては他のボタンを身を乗り出して押す必要もあります。
・バス停に到着する前に席を立ち、出口付近で待機してください。出口付近に誰もいないと、運転手が気付かない場合があります。
・バスに乗るとき運転手に降りたいバス停を教えてもらうように頼むこともできます。運転手が忘れる場合もありますので、忘れたときは許してあげてください。
・Could you tell me when we arrive ○○ ? （○○に到着したら教えていただけませんか？）
降りる前に押すボタン
チケットを使うときの注意点
チケットは行き先によって値段が違いますが、運転手はチケットを確認していないことがほとんどです。本来の目的地へ行くチケットよりも、安いチケットを使ったり、混雑しているときはチケットを使わずに乗ることもできてしまいます。
このチケットを運転手がチェックしないシステムは、ただ単にきちんとしたチェック機構を作っていないのか、バスに乗る人を信頼しているのかは定かではありません。
ごく稀に、インスペクター（調査員）がチケットの確認で乗ることがあります。その際にチケットを誤魔化していたり、持っていない場合は罰金（数百ドル）を払わなければいけませんので、必ずきちんとしたチケットを使ってください。
シドニーで滞在しているとチケットの裏技（不正）の情報を耳にするかもしれませんが、チケットを偽っていると、せっかくのシドニーでの生活を快適に送れなくなってしまいますので、絶対に不正はしないでくださいね。