トップページ > 出発準備 > トラベラーズチェック > トラベラーズチェックについて
旅行ではなく、ワーキングホリデーや語学留学でシドニーに滞在する場合は、まとまったお金が必要になります。
語学学校やホームステイの費用を日本で支払済みの人も、当面の生活費をトラベラーズチェックで持ち込むのが一番安全でお得です。
トラベラーズチェックは「現金での両替」、「国際キャッシュカードでの引き落とし」、「クレジットカードでの購入(海外では手数料がかかります)やキャッシング」に比べると換金の手数料が安く、安全なため、多くのお金をシドニーに持ち込むのには一番適しています。
「4つの方法」のページでもご紹介しましたが、基本的には「トラベラーズチェックで当面の生活費を持ち込み、国際キャッシュカードやクレジットカードで補う」と私は考えています。
シドニーにはトラベラーズチェックをそのまま使えるお店もありますが、基本的にはトラベラーズチェックを換金して、現地の銀行に入金して、現地の銀行のキャッシュカードをメインで利用します。
トラベラーズチェックはT/C(ティーシー)とも呼び、1週間ぐらいの旅行ではトラベラーズチェックはそれほど重要ではありませんが、ワーキングホリデーや語学留学の場合は重宝します。
ただ、日本で発行したり、現地で換金が必要なため、それほど現地でお金を使う予定がない場合は「国際キャッシュカード」や「クレジットカード」で代用できます。
代表的なトラベラーズチェックの会社は「アメリカンエクスプレス」、「ビザ」、「マスター」で、日本での取り扱いが一番多いのはアメリカンエクスプレスです。
銀行や代理店がどのトラベラーズチェックの会社と提携しているかによって異なりますので、購入の際には確認が必要です。
オーストラリア国内ではアメリカンエクスプレスの窓口が多く、そこでは手数料無料で現金と交換できますので、お得です。
アメリカンエクスプレスのことを略して、アメックスと呼ぶ場合もあります。
シドニーにあるアメリカンエクスプレスの窓口はこのページの下記にある「シドニーにある手数料無料の窓口」をご覧ください。
トラベラーズチェックは手数料が安く、安全に持ち運びができると言っても、万能ではありません。
トラベラーズチェックにもメリットとデメリットがあります。
メリット
・現金での両替、国際キャッシュカード、クレジットカードに比べて、購入時の手数料が安い。
・失くしても再発行が可能(トラベラーズチェックの番号が必要なので控えておいてください)
・現金を持ち歩くリスクを減らすことができる。
・使用期限がない。
デメリット
・日本国内で店舗、または郵送でトラベラーズチェックを購入し、全てのトラベラーズチェックにサインをしなければならない(金額が大きいと、その分、トラベラーズチェックの枚数が増えるので大変)
・シドニーで利用するときにもサインをしなければならない。
トラベラーズチェックにはサインを2箇所するところがありますが、必ず受け取った時点で、1箇所(通常は上部)のみサインをしてください。
2箇所目(通常は下部)までサインをしてしまうと、両替に応じてくれなかったり、失くしたり盗難されたときに、第3者に使われてしまう可能性があります。
語学学校(3ヶ月)やホームステイ(3ヶ月)のお金をシドニーで支払う人
語学学校(3ヶ月)= 約39万円
ホームステイ(3ヶ月)= 約30万円
交通費(3ヶ月)= 約3万円
お小遣い(3ヶ月)= 約4万5千円
3ヶ月の合計 =約 76万5千円
シドニーに到着後に語学学校を探したり、ホームステイのお金を支払う人は、かなりのお金が必要です。この場合はトラベラーズチェックでは準備が大変なので、手数料がかかってもクレジットカードで支払った方が楽になるかもしれません。
語学学校(3ヶ月)やホームステイ(3ヶ月)のお金を日本で支払い済みの人
交通費(3ヶ月)= 約3万円
お小遣い(3ヶ月)= 約4万5千円
3ヶ月の合計 = 約7万5千円
それほど高額なお金は必要ありませんが、当面の生活費(交通費、昼食、お小遣いなど)が必要です。
語学学校やホームステイのお金を日本で支払済みなら、1ヶ月に約10万円あれば、シドニーでは生活できますので、約30万円のトラベラーズチェックをシドニーへ持って行き、語学学校が終わった後にアルバイトで生活費を稼ぐことができます。
※為替レートによって異なりますのでご了承ください。
アメリカンエキスプレスのトラベラーズチェックを紛失してしまった場合は下記の連絡先へ電話をしてください。
日本語で話したい場合は、「Coud I talk with Japanese?」などと言えば日本人スタッフと話すことができます。
オーストラリアのフリーダイヤル : 1800-688-022