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タックス・リターン - シドニーで仕事

タックス・リターンとは?

タックス・リターンについては細かい説明がたくさんありますが、ここでは難しい話は意味がありませんので、ワーキングホリデーや語学留学をする人にとって重要な情報のみをお伝えします。

ワーキングホリデービザと学生ビザで異なりますが、シドニーで仕事をすると、毎月の給料から税金が引かれます。そして、タックス・リターンをするとその引かれた税金の何%かが戻ってきます。ただ、これにはいろいろとありますので、注意が必要です。

ビザの種類によって異なるタックス・リターン

学生ビザの場合

・学生ビザを持っている人は居住者となりますので、税金が優遇されます。

・年間の所得(給料の合計)が6,000ドルまで = ゼロ

・3万ドルまで = 15%

・7万5,000ドルまで = 30%

 

ワーキングホリデービザの場合

・ワーキングホリデービザを持っている人は非居住者となりますので、多くの税金を支払わなければいけません。

・年間の所得(給料の合計)がが3万ドルまで = 29%

・7万5,000ドルまで = 30%

タックス・リターンで注意すること

上記のルールが基本なのですが、気をつけなければいけないことがあります。

まず、上記の利率で税金が給料(毎月、または毎週)から引かれているかどうか。税金が引かれていないにもかかわらず、タックス・リターンをするとその分を請求される可能性があります。

タックス・リターンはあくまでも支払いすぎた税金が戻ってくるというシステムなので、例えば、ワーキングホリデービザの人が1万ドルを年間で稼いだとします。給料からは29%の税金が引かれていたら、タックス・リターンをしても税金が戻ってきません。

極端な話、ワーキングホリデービザの人が1万ドルを年間で稼いで、給料から50%の税金が引かれていたとしましたら、50%-29%で21%分が戻ってきます。

学生ビザの人の5,000ドルを年間で稼いで、給料からワーキングホリデーのビザの人と同じ税率の29%が引かれていたとします。上記の「学生ビザの人で、年間の所得が6,000ドルまでは税金がゼロ」になりますので、タックス・リターンをすると29%の税金分が戻ってきます。

基本的には給料を支払う側(会社)は働いている人のビザに応じての税金を給料から引いていますが、給料明細を見て確認をしてください。

「じゃ、税金が戻ってこなければ、タックス・リターンをする必要がない。タックス・リターンをしたら損」と思いますが、これは義務なので、税金が戻ってくる、戻ってこない関わらず、タックス・リターンをしなければいけません。建前では・・・。後はご想像にお任せします。

 

まとめとしましては、タックス・リターンをしてもあまりお金が戻ってきません。特にワーキングホリデービザの人は給料から29%もの税金を引かれてしまうのです。

 

しかし、このままでは終われません。タックス・リターンには様々な噂があります。そこで私が集めた情報、私が実際に受け取った税金についての真実をまとめました。詳しくは、「タックス・リターンの真実」をご覧ください。