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世界の携帯電話事情 - シドニーの携帯電話比較

携帯ではトップレベルの日本と韓国

ここではオーストラリアだけではなく、世界の携帯電話事情をお伝えします。

世界の携帯電話のシステムはほとんど同じですが、日本と韓国だけが異なります。

日本と韓国の携帯電話における技術は他の国を圧倒しているがゆえに、他の国とシステムが違い、海外に出たときに弊害が出てしまっているのが現状です。

日本人から見るとオーストラリアの携帯電話は5年は遅れていると言っても過言ではありません。

日本では当たり前の携帯電話でできるEメールは、韓国ですら最近になって利用できるようになったばかりで、あまり使われておらず、SMSが一般的です。

携帯電話本体に入っているシムカード

基本的に日本と韓国以外は携帯電話本体はほとんど同じです。携帯電話の中(バッテリーの裏)に差し込んであるシムカードというものが、その国に対応しているかどうかです。

そこで、カナダの携帯電話を持っている私は思いました。「日本と韓国以外の国は同じシステムだったら他の国、例えばカナダで使っていた携帯電話本体がオーストラリアで使えるじゃないか?」と。

でも、そうは問屋が卸してくれないのです。カナダで使用していた携帯電話はFidoというメーカーなのですが、その携帯電話自体にFidoのシムカードしか使用できないようにロックがかけてあったのです。

そのロックを解除するためには数百ドル必要なため、オーストラリアで新しく購入、またはレンタルをした方が圧倒的に安くつきます。特定のシムカードしか使えないように携帯電話にロックをかけるか、かけないかはその国や携帯電話会社によって異なりますので、一概には言えませんが、ロックをかけている国や会社は多いようです。

例外もあります。もし海外のどこへ行っても(日本と韓国を除く)シムカードを入れ替えて、現地の価格で自分の携帯電話を使用したい場合は、ロックがかかっていない携帯電話本体が存在します。ただ、それらはかなり高い値段なので、結局は現地で携帯電話を購入、またはレンタルした方が安くなります。

他の国のシステムに移行しつつある日本と韓国

ここ数年、日本や韓国の携帯では海外のシステムを取り入れています。

携帯電話本体の機能としては圧倒的に日本や韓国が優れているのですが、システムは世界共通ではないと、利用者にとっては不便で、携帯電話会社が生き残っていけないからではないのでしょうか。

現在では日本の携帯をオーストラリアで使う場合、オーストラリア国内同士でも国際電話扱いになり、通話料が高額になりますが、数年後にはオーストラリアのシムカードを日本の携帯電話本体に入れて使える日が来るかもしれません。